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[セカンドオピニオンとは]
「セカンドオピニオン」という言葉を誤解している患者さんが多いので解説します。
新聞をはじめ各種マスコミでも間違って使用されているので仕方がない部分もあります。
(1)Aさんは、かなり進行した虫歯をB診療所で治療を受けていました。
B診療所では治療法は抜歯するしかないと言われました。
Aさんはなんとか歯を残したいと考えています。
そこでC診療所を受診しました。
C診療所では特殊な方法で治療を行えば歯を残せると言われました。
AさんはC診療所で特殊な治療法を受けることにしました。
これは単なる「転院」です。
(2)Aさんは、かなり進行した虫歯をB診療所で治療を受けていました。
B診療所では治療法は抜歯するしかないと言われました。
Aさんはなんとか歯を残したいと考えていました。
そこでC診療所を受診しました。
C診療所では特殊な方法で治療を行えば歯を残せると言われました。
但し、特殊な方法は保険がきかず高額な治療費が必要でした。
そこでAさんはD診療所でセカンドオピニオンを求めることにしました。
D診療では、C診療の治療法は歯は残せるが「病巣感染」のリスクが
高くなると言われました。
AさんはD診療所の意見を参考に、B診療所の治療方法を選択しました。
これが「セカンドオピニオン」です。
重要なのは、セカンドオピニオンの診療所は治療をしないという点です。
セカンドオピニオンの診療所は自分の所で患者さんを抱え込まないのが基本です。
自分の診療所の患者さんを増やそすために美辞麗句を並べてはいけないのです。
あくまで中立の立場で意見を述べたり、診査診断を下すのがルールです。
(2’)Aさんは、かなり進行した虫歯をB診療所で治療を受けていました。
B診療所では治療法は抜歯するしかないと言われました。
Aさんはなんとか歯を残したいと考えていました。
そこでC診療所を受診しました。
C診療所では特殊な方法で治療を行えば歯を残せると言われました。
但し、特殊な方法は保険がきかず高額な治療費が必要でした。
そこでAさんはD診療所でセカンドオピニオンを求めることにしました。
D診療では、C診療の治療法は歯は残せるが「病巣感染」のリスクが
高くなると言われました。
AさんはD診療所の意見を参考に、B診療所の治療方法を選択しました。
ところがAさんはB診療所に戻ることを拒否されまた。
AさんはB診療所の病巣感染のリスクまで考慮した治療方針を信用していないために、
C診療所・D診療所を受診したのですから、AさんがC診療所を受診した時点で、
AさんとB診療所との信頼関係は消滅したのです。
Aさんは改めてD診療所にE診療所を紹介してもらう必要があります。
(3)Eさんは、F診療所で抜歯矯正の治療法を提示されました。
Eさんは抜歯矯正には抵抗がありました。
そこでG診療所で治療法を相談しました。
G診療所では抜歯しないで矯正治療を行った方が良いと言われました。
G診療所からH診療所を紹介されて、H診療所で抜歯しない矯正治療を
受けることになりました。
この場合、G診療所がH診療所から相当なリベートをもらわない限り、
G診療所での相談は「セカンドオピニオン」となります。
(4)Eさんは、F診療所で抜歯矯正の治療法を提示されました。
Eさんは抜歯矯正には抵抗がありました。
そこでG診療所で治療法を相談しました。
G診療所では抜歯しないで矯正治療を行った方が良いと言われました。
EさんはG診療所で抜歯しない矯正治療を受けることになりました。
これは単なる「転院」です。
(5)Iさんは肩こりがひどく悩んでいました。
友人Jから噛み合わせが悪いと肩こりがひどくなるらしいよと言われました。
そこでK診療所で噛み合わせを診てもらい、噛み合わせ肩こりとの因果関係に
ついて質問しました。
これは通常の「診察」です。
(6)Lさんは子どもの上唇小帯付着異常が気になっています。
一般論として何歳くらいで切除手術をするのか知りたいと思いました。
→メール相談へ →「問い合わせ」へ
(6’)Lさんは子どもの上唇小帯付着異常が気になっています。
具体的にうちの子は何歳くらいで切除手術をした方が良いのか知りたいと思いました。
→診察してみないとわからないので通常の「診察」へ
(6’’)Lさんは子どもの上唇小帯付着異常が気になっています。
かかりつけに歯科医院ではすぐに切除手術をした方が良いと言われました。
ところが友達のMちゃんは別の歯科医院で4〜5年後に切除手術をしましょうと
言われたそうです。
どちらが正しいのでしょうか。
或いは、状況が異なるため両方とも正しいのでしょうか。
→「セカンドオピニオン」へ
「後医は名医」と言われます。
診断は後出しジャンケンが圧倒的に有利なのです。
前医の検査や診断、さらには治療の失敗を踏まえて後医は診察できるのですから
「後医は名医」なのです。
先攻・後攻が入れ替われば患者さんの評価も180度変わる可能性があります。
ですから後医は前医を批判してはいけませんし、批判できる状況にはないのです。
にも関わらず、平然と前医を批判する医師が少なからず存在します。
<セカンドオピニオンの間違った使用例>
・「女性と病気 痔(切れ痔):5 生活習慣見直すことから」
*セカンドオピニオンではなくて転院です。
総合診療医
口腔機能サポートと噛み合わせ治療で予防歯科
横山歯科医院
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